肋骨骨折と整体・推拿・マッサージ

肋骨骨折と整体・推拿・マッサージ

肋骨骨折は

直接、肋骨や胸と背中に力が加わる時(ものがぶつかった時もあるし転倒して自分からぶつかった時もあります)

介達的外力(背中を押されたり、ひねられて肋骨に圧力が高まる力、ゴルフスイングや指圧、ストレッチ等でしょうか)

この2種の力で発生すると整経外科書籍には書いてあります。

くしゃみで骨折することもあるのでそのケースはどちらなんでしょうか?

原因の一つであると言う事は確認しておいてください。

 

頻度は10%。

 

 

 

 

直達外力によるものは折れた肋骨が胸体の内側に向かって骨折します。

介達外力によるものは折れた肋骨が外方に向かって骨折します。

 

骨折しやすいのは第5~8肋骨.

肋骨骨折は1本のこともあり,隣接した2本以上の肋骨が並んで骨折することもあります。

 


肋軟骨骨折も骨部骨折と同様な機転で起こり,骨軟骨境界に近い部で,第8肋骨に多い.

 

 

 

直接力が肋骨にかかった場合

骨折したところ以外の場所に圧力がかかり耐えられなくなった所が骨折した場合

症状と体表観察

〔症状・経過〕 

・押さえて痛む場所が骨折部に限定されている

・胸と背中全体を横から押したり、頭と脚方向に圧力がかかると骨折部の痛みをひき起こす

・呼吸,くしゃみ,上半身の運動によって疼痛を起こします

・痛みで深く呼吸できないので表面的呼吸となる

・軽い咳嗽発作がおこることもあるようです


美健推拿整体学園のアメブロからおこしの皆さん、何時も読んでくださっている

 

皆さんご訪問ありがとうございます。

 

ここからはサロンや整体院におこしの患者さんが、骨折しているかどうかの

判断材料を書いておきます。

 

どなたでもできることから始めます。

 

1.問診してください。

 

今日痛い所はないですか?と言う一言でも良いのできっかけを作ってください。

 

チェック項目は「痛む場所」と「痛みを出す動作」です。

 

2.呼吸に問題が無いかチェックしてください。

 

問診で疑わしい場合は、ゆっくり深呼吸してもらってください。

 

「息を吸えるけど吐きにくい」  気胸の可能性がないか考えます。

 

「吸うのも吐くのも痛みがある」 

呼吸筋(焼き肉で言うとスペアリブ)が痛い場合と

骨折している可能性も考えられます。

 

もし、事故を起こしたかな?と言う時に

顔色が悪いとか意識が朦朧としていたら

内臓を損傷している事もあるのでその時は

速やかに病院か救急に連絡してください。

 

 

 


肋骨は長細い骨が背中ら胸の辺りまで伸びています。

人差し指が痛む所とすれば掌がある場所辺りえを通ります。

 

座った状態でもチェックは可能です。

 



肋骨骨折の観察 波鍼灸整体院

軽く叩いて痛むところに響くかどうかチェックします。

 

痛みがあれば骨や骨膜の異常を考えます。



肋骨骨折の判断 波鍼灸整体院

座っていてもいいので痛みがある所と

無い所で左右の比較をしてください。

 

直接痛い所を触らず肋骨の延長上でおこなってください。

ゆっくり圧をかけてください両側とか方側とかチェックしてください。

 

ヒビなどがある時も痛みがあります。

 

完全に折れていれば肋骨の抵抗が無いので

スカスカという感じです。

 



肋骨骨折の観察 波鍼灸整体院

横向きでのチェック法

 

体が固定されているので一番解りやすい反面

検査自体で痛む可能性もあるので慎重におこなってください 

 


骨折等を起こしにくい、整体・推拿・マッサージの方法は

 

美健推拿整体学園で、しっかりお伝えします。

 

 

セラピストや整体師の皆さんを初めマッサージ・整体のお仕事をされたいる方

現在学生の方。

 

事故が無いようおかしいなと思った時は

充分なチェックで積極的に予防していきましょう。

合併症など

ここから専門家・専門学校学生向き 

 

神中整形外科各論 第21版

天児民和編集 南山堂より抜粋

骨折部の転位の著しいものは指頭触診によって骨折転位を触れ,軋蝶音を聴く例もある.

骨折転位のないものは,X線像においても骨折線を表現し難いものが多い.

軟骨部骨折は当然X線像が陰性である.

胸腔の合併損傷として肋膜および肺の損傷を起こす事もある

肋膜損傷では局所の充血,出血に上ってしばしば咳嗽刺激がおこる

肺損傷では皮下気腫を生じる

肺の慢性疾患所有者では肋膜腔感染を起こすことがある

ある時には肋膜腔体出液をみる

肺裂傷のあるものには時として喀血,あるいは損傷部肺炎をひき起こすことがある

単純肋骨骨折は4週で癒合

完全に機能障害をのこさないのが多い

合併損傷のあるものの予後は合併損傷の経過に関係する.


〔治療〕  

通常絆則膏固定包帯を行う. バストバンドも有用である.

呼吸による肋骨運動を抑制して局所の安静を得るため.

絆則膏固定法は呼気状態において1本目の絆創片を胸郭下部において健側の胸郭から患側の

胸郭を経て,脊柱を通過し,再び健仰の胸郭に至る間に貼布し,次の絆創膏条片を屋根瓦状にいく分重なるように上位に貼布する.

上位の肋骨骨折ではさらに絆創膏条片を胸郭の前方から斜めにかけ,さらに後ろへ回す.

固定期間は3~4週間。